尺度の話

眠れないので久しぶりにノートを書く。

確か前回はバイトをやめたタイミングだったから、今回バイトを始めるタイミングでこれを書いたのは何かの区切りにしたいと思っているからかもしれない。

今回のバイト先は仲のいい、これからもずっと仲良くしていきたい先輩の紹介だから、なかなかやめるわけにはいかない。好待遇だし、ずっとソロ任務だからかなり気楽。

今日は図書館の本を返すために山を下りた。やはりデカい図書館はいるだけで楽しい。歩いて分館に返しに行かずによかった。EMシオランの『生誕の災厄』とポールシンプソンの『色のコードを読む』を借りた。最近、少し色彩への興味を取り戻しつつある。緑色、汎用性高すぎないか。インターネットは青色を基調としているが、僕はそれの全てが緑になればいいのにと思う。きっと僕の嫌う赤色のビックリマークを使う人も減ることだろう。いや、増えるか。わからないが僕がミュートワードにすることは確かであろう。

それと今日はコンカフェにいった。今日行かなかったら多分次に行くのは2週間後になっていただろうから、ツイートに反応をもらっている罪悪感が一番僕を動かした。正直一人で行くのは耐えられないかと思ったが楽しかった。結局一時間、本のことしか話していなかった気がする。なんだこいつ。

出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと 』という本を読んで、あこがれを持ったが、結局そういうことをしている気がする。基本的に自信がないので、そのたびに毎回自分の意見を押し付けるような会話をしてしまったと後悔している。その分、紹介した本を読んでもらった時にはとても喜ぶ。紹介した本を面白いと言ってもらえた時が生きていく中で一番嬉しいかもしれない。自分のその人に対する価値観や、眼を受け入れてもらえた気になるから。

その中でも一番難しいのはやはり読書が苦手な人に本を紹介することだ。そのたびに、かまどさんとみくのしんさんの記事は素晴らしいと思わせられる。

omocoro.jp

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僕にはこれができるだろうか。いいや、できるまい。かまどさんの話のうまさとみくのしんさの感受性によってなされた技でしかない。脱帽。

いつも、とりあえず紹介するのは手塚治虫の書いた『罪と罰』か、『銀河鉄道の夜』だがそれらも本当に面白いと確信を持って言えるわけではない。どっちも面白いと思ったのはつい昨年のことだし。なにか安パイがあれば教えていただきたい。

最後に、ここ最近のこと。最近は人間関係が死です。いや、一人とのよ。それ以外とは良好な関係を気づけている。誕プレももらったし、あ、お返ししなきゃ。

それで自室にいたくなさ過ぎて、図書館やジムにこもってる。エロい身体が欲しいよ、ってことで結構頑張ってる。前鋸筋を鍛えればエッチなんじゃないのかっていうのが今の答え。

あと、選書で頼んだ本がいくつか届いたのでそれを読みつつある。やっぱり建築が好きだ。いろんな時代のものと脈が通っていることにロマンを感じる。来月から始まるガウディ展がとても楽しみ。