12000-7600=4400円をもって東京に行く。

7月14、15日と東京に行ってきた。目的は推し、七々瀬リタさんの生誕ライブ。移動はもちろん夜行バスだ。24時に名古屋駅について、夜行バスに乗る。そしたら5時には東京駅についている。どこでも寝れる僕みたいな人間にとっては実質、瞬間移動である。東京駅八重洲口で降りて気づく。俺、今、12000円しか持ってねえ。明日の夜に秋葉原から出るバスに乗るまで生き延びなければ。

朝の東京で観光地を探しても無駄だ。大体の美術館は10時からしかあいていない。そこで、ドトールに潜り込む。一番安いモーニングセットを買う。ホットドッグとコーヒーで450円。そういえば、喫茶店でバイトを学んだことがもう一つある。店員は客の長いに対してそうなんとも思っていないことである。450円で僕は2時間課題した。残り11550円。

 

はい、ここで問題です。あさ8時半ドトールから出たぼくはどこに向かうでしょうか。

ヒント*この前日から僕は献血に行くことができた。このとき僕はジュースを飲みたかった。この日の夜には推しの生誕ライブがある。

答えは献血ルームです。

 

まじで頭が回ってなかった。献血ルームまで神保町を通って15分くらい歩いたんだし、ライブが控えてることくらい気づけや。そこで400mlしっかりと血を抜かれたあと、ジュースをがばがば飲みながら、大好きなジョジョ7部のリンゴォ戦を読むなどかなり充実な献血になった。

 

その後、神保町を通るときに少し立ち寄った本屋で面白そうな本をいくつか見つけた。いくつかの洋書だったがタイトルを忘れた。アルファベット順で章が並べられている本と、スケッチとともにエッセイが並べられている本だった。どちらも翻訳書だったのは覚えているので今度探してみようと思う。東京近代美術館についた、サグラダファミリア展を見るためだ。ついてから、サグラダファミリア展を見るのをやめた。高い。1600円。そこで、250円で常設展には入れたのでそこで時間をつぶすことにした。そこで好きなVtuberのルゥくんが好きな画家の絵を見つけたり、バキバキ童貞みたいな絵や、コンセプトに共感できる作品を見つけられて楽しかった。美術館ツアーで学芸員さんに『燃える人』の見方を聞いたことで急にこの絵が怖くなったりした。たくさんの目に見られているようで鳥肌が立った。結局、見晴らしの良い場所という皇居とビル群が臨める休憩所で課題をして時間を過ごした。

その後、まだ時間があったので千代田区図書館で勉強した。そのあと、生誕ライブに渋谷まで行った。150円。写真集7000円とドリンク代600円を買った。やばい、写真集良すぎる。ちょっと、これは、すごい。ライブも最高だった。

そのあと、友達の家まで行った。本当に東京に行くたびにぎりぎりにお願いするのに泊めてくれる友達には感謝しかない。そりゃあご飯くらいおごるよ。

というわけで、大久保公園で野宿することを避けた僕は一晩を安全に過ごした。

 

二日目、友達が朝早いというので、7時くらいに駅で別れた後、新宿御苑まで行くために新宿まで歩いた。約1時間。モンゴルナイトフィーバーというラジオを聞いていたが、昨日ライブで推しが好きと言っていたNANAの話をちょうどしていて、もう運命を感じた。新宿の早稲田も裏にある図書館で勉強をしたり、昨晩友達に教えてもらったマーケティングの本を読んだりしてから、新宿御苑に行った。その中で図書館を一見はしごした。図書館をはしごした。楽しかった。やはり言の葉の庭の聖地、とにかくどこをとっても絵になった。最後にまた別の友達と秋葉原でご飯を食べるために電車に乗った。歩きすぎて電車で降りれなかったが秋葉原に無事ついた。17時。そこからウマ娘のライブに行った友達をドトールで待つ。コーヒーのおかわりシステムいいですね。NANAも4巻まで無料で読めたし読んだ。みんなみなぎっていた。

友達と会って、焼肉ライクに言った。学生はライスおかわりし放題!!カレールーもついてくる!!最高!!こうして夜行バスにカレーくさいまま乗り込む化け物が生まれたとさ。めでたしめでたし。

ちなみに寮にたどり着いたとき、財布の中身は70円でした。